支援機構のスタッフからはわたしを中心に再建を図る方向で、と提案を受けましたが、それはすなわち連帯保証人になるという事です。債務カットがどれくらいされるのかわかりませんが、現状借金は20億です。
もし支援を受けなければ
わたしが転職する前年の決算では法人全体で100万の経常利益、わたしが転職して一年目が5000万程度の経常利益、経営に関心のない院長が交代したのでもう少しはよくなるだろうという事で仮に経常利益が7000万としても、記事に書いたように(Ⅱ-6 借金20億!債務超過?BS?PL?)債務カットがなければどこかで大きな修繕がきた時点で詰みます。
もう少し、利益が増やせて、かつ15年くらい大きな修繕がこなかったとしても(かなり都合のいい仮定です、こういう発想はだいたい失敗をします)連帯保証人になっている方が70歳を超える高齢で、いつ亡くなるかわからない。もし財務状況があまり改善していない早期に亡くなってしまうとそれでも詰みます。
もし支援を受けたら
デメリットは何度も書いているようにわたしが連帯保証人にならないといけない事です。
ただ、この段階であれこれ悩んでいても債務カットの額がどれくらいになるのか?再生計画は実現可能と思えるものなのか?などは全くわかりません。
「やっぱりやめます」と言えるぎりぎりはどこなのか確認してみました。
引き返せるのはいつまで?
コストが全くかからず引き返せるのはここまででした。ここから先はコンサルタントや会計士、不動産の鑑定士などに現状分析をしてもらわないといけないので1000万程度のコストがかかるとの事でした。
そのコストはもったいない気もしましたが、第三者に現状分析をしてもらえるのは仮に支援を受けなくても決して無駄ではないと思い、まずは現状分析をお願いしました。
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