マネジメントは大変です#7

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2つ目のクリニックをオープンしてみると1つ目では起こらなかった問題点が出てきました。

人間はなくなって初めてそのものの重要性に気づくことが多い

1つ目に開業した橋本のクリニックは常勤の看護師さんが大変気がつくかつよく働く方でほかのスタッフにも細々と注意をしてくれました。院長が特にスタッフに注意するという事がなくてもみないい緊張感を持って働いてくれていました。

2つ目に開業したおおのの場合はそういった存在のスタッフがいなくて院長はいるんですが、院長といっても元々うちの法人で常勤で働いていた先生で診療内容は信頼のおける先生ですが、マネジメントの経験はありませんでした。

基本的に人に注意するというのはストレスですし、そういう経験も普通はないので、なかなか注意するということはできない部分があります。そもそもドクターは診察中は診察室にこもってしまいますので目も行き届きません。

緊張感がないとそれは患者さんにも伝わる?

実は想定していたよりもかなり立ち上がりが悪かったのでテコ入れということでオープンして数ヶ月経ったタイミングで私が週に1度診察に行くようになったんですが、行ってみると微妙な規律の緩みというものを感じました。

ほんとうに細々とした事なんですが、何となく診察室も片付いていないだとか待合もなんとなくすっきりしていないとか、大きな事ではないのですが、できていないことがたくさんありました。本来私も人に細かいことをあれこれ言うのは得意ではないですが、立場が経営者ですから、緊張感が生まれた事によって雰囲気が変わっていき、患者数も伸びていきました。

<前の記事-郊外と駅前、患者層に違いは?#6- <「おおの開業」記事一覧>

開業しようか迷っている方

勤務医をしていると誰もが開業はどうしようか?と考えていると思います。

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すべての仕事を自分でやればその方が自分の取り分が増える事は間違いありません。

色々試行錯誤をしながらやっていく事も楽しいと思いますが、診療に割く時間を削って、面接をして雇用契約書を作成したり、帳簿をつけたりするのは大変です、一つのクリニックだけで、社労士や弁護士、税理士にお願いすると費用は割高になってしまいます。

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