重大なミスが報告されないまま、数か月放置されていたことが発覚しました。記者会見は幸いやらないで済みましたが
ぽろぽろと発覚
精神科医療の根幹に関わるようなミスがあったのに報告されないって事は他にもあるのではないか?という嫌な予感はあったのですが、調査をする前にぽろぽろと発覚していきました。
喉元過ぎれば
わたしが理事長に就任してからは医師は全員入れ替わり、看護師も3割程度入れ替わっていましたが、事務や経営幹部はほとんど変わっていない状況でした。
支援機構の支援を受けるという大きな難局を迎え一時的に皆気が引き締まっていたのが、支援機構を卒業し、業績が安定してきたら次第に元のぬるま湯体質へ戻ってしまっていたようです。
聞き取りをしてみると
週に4日は午前だけで帰宅してしまっていた介護部門の幹部、気に入らない職員に何回もインシデントレポートを書かせていた看護部の幹部、などなど、
責任者にしていい人、いけない人
責任者になると
自分が下の者の見本にならないといけない、と自分を律するタイプの人と
誰にも注意されないからという事で手を抜くタイプの人がいます。
前者の人は責任者にしても大丈夫ですが、後者の人はNo2までにとどめないと大変な事になります。