お知らせ
2024.07.01
溶連菌感染症とは?
溶連菌感染症とは?
溶連菌感染症は、のどの痛みや発熱、発疹といった症状がみられます。
特に子どもが感染しやすくなっており、合併症を伴うこともあるので注意が必要です。
以下に溶連菌感染症の症状について解説しますのでご参考ください。
「うちの子、もしかしたら溶連菌かも?」と思ったらお気軽にご相談・受診ください。
- 潜伏期間
感染してから2~5日程度の潜伏期間があり、その後38~39℃程度の発熱と喉の痛みが現れます。
2.症状
発熱や喉の痛み以外に、身体や手足に赤い発疹が出ます。
また、舌にいちごのようなつぶつぶが出る「いちご舌」と呼ばれる症状が出ることもあります。
そのほかにも頭痛や腹痛、首筋のリンパ節の腫れが見られます。
発疹のあとは手足に皮むけが見られ、風邪と異なり咳や鼻水があまり出ないのも特徴です。
3.発症しやすい年齢
3~12歳くらいまでの子どもに多く見られます。
そのため、保育園や幼稚園、学校で集団発生することが多く「学校伝染病」に指定されています。
4.流行しやすい時期
のどは12月~3月くらいに、皮膚は7月~9月に多くなる傾向がありますが、年中発生します。
5.治療法
5~10日間は抗菌薬をしっかり飲んで治療をすることが大切です。
一般的には2~3日で症状が消えて、見かけ上は治ったようになりますが、
治療をしっかりと続けないと喉の溶連菌が増殖して保菌者になり、その結果、合併症を起こしたりほかの人に感染させたりする恐れがあります。
症状が治まっても抗菌薬を飲み続ける必要がありますので、処方された薬は必ず最後まで飲みきるようにしましょう。
症状など少しでも気になる方はお気軽にご相談ください。