お知らせ
2024.07.01
手足口病とは?
手足口病とは?
手足口病は、口のなかや手足に発疹(ほっしん)が現れる感染症のひとつで、夏季を中心に流行します。
4歳くらいまでの幼児が発症しやすく、なかでも2歳以下で発症する子どもが多いのが特徴です。
以下に手足口病の症状について解説しますのでご参考ください。
ご不安等ございましたらお気軽にご相談・受診ください。
1. 潜伏期間
潜伏期間は感染後、3~5日程度です。
2.症状
手足口病の発疹の特徴は、手のひら、足の裏、手や足の指と指の間を中心に、水ぶくれのような発疹が生じます。
また、口の中にも同じような発疹がみられ、微熱が出ることもございます。
発疹はかさぶたなどのあとを残すことなく、3~7日程で消える場合が多いです。
3.発症しやすい年齢
5歳未満の小児が多くを占めます(まれに大人にも感染します)。
4.流行しやすい時期
夏季に流行し7月に流行のピークを迎えます。
5.治療法
手足口病に特効薬はなく、特別な治療方法はありません。
基本的には症状の軽い病気であるため、様子を見ながら経過観察を含め、症状に応じた治療となります。
食事は軟らかいものをとり、酸性や塩分の高い食べものの摂取を控えることが望ましいです。
口内炎が痛みを伴う場合でも、脱水を避けるために十分な水分を摂取することが重要です。
症状など少しでも気になる方はお気軽にご相談ください。