日本の飲酒人口は6,000万人程度と言われていますが、このうちアルコール依存症の患者は230万人程度であると言われています。飲酒者の26人に1人がアルコール依存症という計算になり、精神疾患の中でも罹患率が高い病気であるとも言えます。(ちなみにうつ病の生涯有病率は15人に一人から7人に一人、統合失 調症は100人に一人と言われています。また、糖尿病患者は700~800万人ですからその三分の一もいわゆるアル中の人がいる事になります。)
また、体格やホルモンの影響から男性よりも女性の方が少量の飲酒で依存症に陥ってしまう危険が高いと言われています。