一般内科

当院では毎週木曜日の午前中、一般内科の外来診療を実施しております。

一般内科では、高血圧症、脂質異常症、高尿酸血症、糖代謝異常などのいわゆる生活習慣病と言われる疾患、及び頭痛、めまい、胸痛、腹痛、下痢、悪心・嘔吐、胃腸炎、胃十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、咳、喘息、気管支炎、呼吸困難、発疹など、また糖尿病や甲状腺やホルモン異常を扱う内分泌系疾患の治療が可能です。

生活習慣病は、偏った食生活・運動不足・過度の飲酒・喫煙・ストレスなどの生活習慣が原因となって起こる病気のことを言われており、肥満や糖尿病、高血圧症、脂質異常症をはじめ、動脈硬化からつながる虚血性心疾患、脳血管疾患、そして悪性新生物（がん）も含まれます。
また、生活習慣と関連のある疾患として、肝臓病、腎臓病、肺疾患、高尿酸血症（痛風）、アレルギーがあり、さらに生活機能障害（低下）をもたらす認知症、骨粗しょう症、歯周病なども、生活習慣病と関わりがあるとされています。

生活習慣病は自覚症状が出にくく、早期の治療が望ましいとされていますので、心当たりのある方はご相談下さい。

①当院の一般内科は、女性医師による診察となっております。男性医師にはなかなか相談のしにくい疾患でも気軽にご相談いただけます。

②当法人はアルコール治療実績が多く、アルコール依存症治療をおこなう医師が多数在籍しております。
生活習慣病は治療もさることながら、生活習慣も改善していくことが重要であり、特にアルコールを摂取することによる肝機能障害も糖尿病の悪化を招きます。アルコールを摂取するという生活習慣を改善しようとすると、その不安やストレスから糖尿病を招きやすい状態を招いてしまう場合もあり、悪循環となってしまっている方もおられます。
まずは一度ご相談いただくことをお勧めします。

糖尿病の症状は気づきにくく、 多少血糖値が高いくらいでは全く症状のない方がほとんどです。自覚症状がないからと糖尿病を放置してしいると、高血糖は全 身のさまざまな臓盤を障害します。健康診断等で指摘された廂糖異常を放置してしまわないようにしましょう。
糖尿病の3大合併症は神経障害（し）・網膜症（め）・腎障害（じ） があります。

＜神経障害＞

手足の末喘の痺れ・足の裏に薄紙が貼り付いたように感じる感覚鈍麻から始まります。神経障害が進行すると、痛みや熱さを感じにくくなり小さな傷や火傷に 気づくことが遅れ、1霧口から感染が広がり足潰瘍・足壊疸が進行し最悪の場合は 足を切断することになります。また心筋梗塞や狭心症が起こった場合、通常では激しい胸痛が認められますが、 神経障害があるとこの痛みがなく、 治療の遅れや合併症が起きることもあり大 変危険です。

＜網膜症＞

高血糖によって血管はダメ ー ジを受けます。 私たちはものを見る時に目の奥に ある「網膜」とよばれるスクリ ー ンに映して見ています。網膜には血管がたくさ んあり、この血管が傷つき出血が起きるとスクリ ーンが汚れてしまい、貝えづらくなります。網膜症には段階がありますが、初期の頃には全く自覚症状がありません。 気づかぬうちに症状が進行してある日突然失明することもあります。糖尿病と診断されたら必す年に1回は眼科を受診しましょう。

＜腎障害＞

腎臓は体の中の老廃物を濾過し、 尿として排泄する重要な機能を持っています。腎臓は血管がたくさん集まっていますので、 高血糖による障害を受けると腎機能は侶下し、 尿が出す体の中に毒素が貯まってしまいます。 進行すると週3回 通院して血液透析を受けなければいけません。 透析に入った患者さんの生命予後は他の患者さんと比べても明らかに悪いと言われています。

以上のような怖い合併症の話をしましたが、 血糖コントロ ールを良好に保つこ とで合併症の発症・進行を遅らせることができ、 健康な方と変わらないQOL (quality of life :日常生活の質）を維持することができます。
糖尿病治療には、生活習慣の改善・食事療法・運動療法、内服薬での治療、インスリン療法があります。その方にあった適切な治療を専門医が提案いたします。

糖尿病	1型糖尿病	2型糖尿病
低血糖症	糖尿病性腎症	糖尿病性ニューロパチー
甲状腺機能低下症	副甲状腺機能低下症	甲状腺機能亢進症
糖尿病合併妊娠	妊娠糖尿病	バセドー病
高血圧症	脂質異常症	高尿酸血症

当院一般内科は毎週木曜日の午前中に診察をおこなっております。ご予約の必要はございませんので、お気軽にご相談下さい。
一般内科に関するご相談は、電話03-6426-9068　北条クリニックはたのだい