令和元年11月10日(日)、毎年恒例の「事例研究発表大会」を行いました。
事例研究発表大会は、各施設での成功、困難事例を情報共有することにより、
法人全体のサービス向上を目的として毎年開催しています。
今年は約120名もの職員が参加し、15事例の発表がありました。
会場には、病院・クリニック・介護老人保健施設・グループホーム・小規模多機能施設・デイサービス
といった早雲会グループ施設が一同に揃い、様々な事例をもとに各施設で抱えている問題点や課題、
目指すべき姿を発表しました。
看護、介護の事例にとどまらず、相模湖病院での土砂災害避難訓練実施報告の発表も行われました。
また、今年3期目の介護施設の管理者による業績改善を図るために結成されたプロジェクトチームの
成果発表も行われ、経営基盤を強化する組織的取り組みについても法人全体で共有することができました。
事業形態が異なっても参考となる内容が多く、参加した職員は真剣に聞き入っていました。
審査の結果、「最優秀賞」は介護老人保健施設たかつ、「優秀賞」はサリューブルたかつが選ばれました。
介護老人保健施設たかつは、多職種協働による利用者様に寄り添った在宅復帰支援を行い、
在宅復帰超強化型施設を目指した取り組みを発表。
在宅復帰への強い信念と利用者様への手厚いサポートについて発表しました。
サリューブルたかつは、節水がテーマ。様々な節水方法を施設一丸となって試行錯誤していく中で、
施設全体が一致団結・協力し合える体制づくりを発表しました。
次に、永年勤続の表彰式が執り行われました。
今年は勤続25年1名、20年1名、15年19名、10年12名の計33名もの方が表彰されました。
大会終了後の親睦会では、ケータリングの美味しいお食事をいただきながら、
法人内14施設の職員が意見交換や情報共有などを行い、交流を図りました。
最後に、原理事長より今年1年の職員の努力に対する労いの言葉と
当法人クレドについての思いをお話しいただきました。
今後も当大会を継続して開催し、早雲会職員全体の質の向上とスキルアップに努め、
グループ全体の団結力を高めていきたいと考えています。