横浜市にある小規模多機能施設にしてらおでは、夏らしさを楽しめるレクリエーションとして、
利用者様と一緒に「花火の貼り絵」制作を行いました。

大きな模造紙いっぱいに広がる夜空を背景に、色とりどりの折り紙で様々な花火を表現。
利用者様は、それぞれ自由に色や形を選びながら、思い思いの花火を咲かせてくださいました。

「昔見た花火を思い出すね」
「この色の花火もきれいだね」と、
自然と会話も弾み、笑顔あふれる時間となりました。

細かい作業が得意な方は、小さな折り紙を丁寧にちぎって貼り合わせ、華やかで繊細な花火を制作。
手先のリハビリにもなり、皆さん集中して取り組んでいらっしゃいました。

また、個人制作では、白い画用紙にちぎった折り紙を自由に貼り、
黒い画用紙で作った「夜空フレーム」を重ねることで、
まるで暗闇に花火が浮かび上がるような立体感のある作品が完成しました。

完成した作品を見せ合いながら、
「あなたの花火、すごくきれいね」
「あなたのも素敵！」
と、感想を伝え合い、あたたかい気持ちが広がる時間となりました。

できあがった貼り絵を早速施設のフロア中央に飾ると、空間全体が一気に夏らしい雰囲気に！
ご家族や来訪者の方々からも「とても素敵ですね」と嬉しいお言葉をいただき、
利用者様にとってもやりがいと達成感につながっています。

小規模多機能施設にしてらおでは、季節の移り変わりを楽しめるレクリエーションを通じて、
利用者様に心豊かな時間を過ごしていただけるよう取り組んでまいります。