物忘れ外来
物忘れ外来について
近頃物忘れが気になる
最近、物忘れが多くて気になる――
という方は多いのではないでしょうか?
年齢とともに記憶力が低下するのはみなそうなんですが、自分の物忘れが年齢相応のものなのか、それとも認知症といわれるレベルのものなのか?当院では、長谷川式などの簡易的なものに加えて、幾つかの検査を用いて、総合的に判断いたします。
認知症の周辺症状
認知症の症状は、皆さんがよくご存知の物忘れ以外に、昼夜逆転、徘徊、以前に比べて怒りっぽくなった、すぐに手がでるようになった、大声で怒鳴るようになった、妄想がでてきた、なども認知症の症状の場合があります。
これらの症状を認知症の周辺症状とよんでいます。
認知症は治る?
残念ながら現在の医学では、認知症を治す事はできませんが、認知症の進行を遅らせる薬が何種類か販売されています。
また、前述の周辺症状に関しては、抗精神病薬で症状を緩和することができる場合があります。
不眠症外来
快眠はみなの願い
若い頃はバタンキューで気づけば朝だったのに、近頃寝付きが悪い。
夜中に何度も目が覚める。というお悩みをお持ちの方は多いのでないでしょうか?
かかりつけの先生に安定剤をもらって眠れるようになったけど最近はどうも効きが悪くなってきたという方。
不眠は万病の元
よく風邪は万病の元と申しますが、精神科領域では、不眠こそが万病の元でして、うつ病、統合失調症、認知症の前駆症状として不眠が現れるケースがよく見受けられます。
不眠を治療すれば、重症にならないで済むケースもあります。
睡眠薬のプロは精神科医
睡眠薬というといわゆる睡眠導入剤の事を指すと思うのですが、たとえば、途中で目が覚める、中途覚醒が気になっている方に睡眠導入剤を処方してもあまり満足されないと考えられます。
また、年配の方に処方すると転倒の危険性があるような薬が処方されているケースもよく見受けられます。
一口に睡眠薬と言っても、実は多くの種類のものがあります。そのすべてに精通しているのが精神科医なのです。
依存症外来
アルコール依存、薬物依存など、さまざまな依存症がありますが、これらは基本的に、本人が好きでやっているんだから、その気になればいつでもやめられるもので病気とは違うのではないかと考えられがちです。たしかに最初は好きで始めた事であったと思いますが、ある限度を超えると自分ひとりの力ではやめられないものです。(アルコール依存に関しては進行の仕方をまとめてあります、こちらのページを参考にしてください)
また、依存症だと思っていたら実は躁うつ病だったというケースもよく見受けます。これらの依存症は自分ばかりか自分の家族も不幸にします。ご本人に限らずご家族からの相談もお受けいたします。
アルコール依存度チェック
新久里浜式アルコール症スクリーニングテスト